世話人の基準人員について

 

このページの目次

役割と業務内容

世話人とは、入居者の直接介助、相談等の役割を担います。
具体的な業務内容としては、食事の提供、掃除・洗濯・健康管理・金銭管理・服薬管理の援助その他日常生活に必要な相談・援助を行います。
非常勤可能。ただし、他の職種と兼ねる場合は時間を分けることが必要です。

基準人員

基本

指定共同生活援助事業所における世話人の員数については、常勤換算方法で、当該指定共同生活援助事業所の利用者の数を6で除して得た数以上とします(日中サービス支援型の場合は、利用者数を5で除した数以上)。

具体例1
利用者を12人とし、当該指定共同生活援助事業所における常勤の勤務時間を1週間40時間とした場合、当該事業所における指定共同生活援助の提供に従事する勤務時間の延べ数を、1週間の間に、40時間×(12÷6)人=延べ80時間以上確保する必要があります。

具体例2
利用者5人で、常勤の勤務時間40時間/週の場合、
5人÷6=0.83…≒0.9人
⇒1週間の間に、40時間×0.9=延べ36時間以上確保する必要があります。
上記36時間/週の内訳として
例えば、非常勤職員12時間/週×3人=計36時間/週とすることも可能です。

より手厚く配置した場合は高い報酬単価を算定可能

世話人を「5:1」、「4:1」で配置した場合には報酬に反映されます(日中サービス支援型の場合は、世話人を「4:1」、「3:1」で配置した場合には報酬に反映されます)。