夜間支援等体制加算の算定方法について解説します。
具体例
住居名 | 対象者数 | 従事者@ | 従事者A |
---|---|---|---|
A | 4 | 4 | |
B | 2 | 2 | |
合計 | 6 | 4 | 2 |
従事者@」は特定の職員を示すのではなく、例えば職員甲、乙、丙の3人のうち1人が日ごとに交代でAホームに配置される場合は、「従事者@」の1列だけで表記することになります。
1人の夜間支援従事者が1か所の住居内で夜間支援を行う場合は 30 人が上限です。
具体例
住居名 | 対象者数 | 従事者@ | 従事者A |
---|---|---|---|
A | 4 | 4 | |
B | 2 | 2 | |
C | 3 | 3 | |
合計 | 9 | 4 | 5 |
BホームとCホームは、1人の夜間支援従事者(従事者A)が支援を行う対象者数が「5人」であるため、BホームとCホームに入居する利用者について算定する単位数は「5人」の区分を適用することになります。
1人の夜間支援従事者が複数の住居で夜間支援を行う場合、
となります。
3 1つのグループホームに複数人の夜間支援従事者を配置する例
住居名 | 対象者数 | 従事者@ | 従事者A |
---|---|---|---|
A | 4 | 2 | 2 |
B | 2 | 2 | |
合計 | 6 | 2 | 4 |
Aホームについて従事者@と従事者Aの2人で夜間支援を行う場合は、それぞれの従事者が実際に支援を行う利用者数に応じて、利用者数を按分して算定します。
→ Aホームにおいて実際の支援を行う利用者数が、従事者@は3人、従事者Aは2人、計5人を支援するとした場合
従事者@:3人/5人(実際に支援を行う利用者数)×4人(対象者数)=2.4≒2人
従事者A:2人/5人(実際に支援を行う利用者数)×4人(対象者数)=1.6≒2人
Aホームは、2人の夜間支援従事者(従事者@と従事者A)が支援を行うので、上記の例では、
適用することになります。
同様に、Bホームについては、従事者AがAホームの2人と併せて支援を行うので、Bホームに入居する利用者について算定する単位数は
適用することになります。